成功事例① ダイニングバーを、自己資金80万円だけで1,700万円を調達して開業した
飲食店の成功事例

来られたのは、ダイニングバーで店長をしているという畑野さん。

自身が頭に描いている店にするためには、1300万円の開業資金の資金調達をしないと開業できない、とのことでした。
しかし、自分でコツコツ貯めたお金が80万円程度とのこと。融資を受けるにも、担保や保証人もまったく無い状態。
保証人も担保も用意できないというのは決して珍しい話ではありませんが、自己資金が80万円だけで1300万円の開業資金の融資を受けるのは不可能に近い。

桑山 「開業資金として1300万円の希望額が絶対必要なのかどうか、二人で検討してみましょう。」

畑野さん「予算が今より少なく抑えられたらもちろん良いんですけど、自分が理想とするダイニングバーはそれくらいいるんですよ。試算を何回もした結果ですから。飲食店ですからね~ 最低それくらい無いと・・・」

しかし、そう言われてもやはりなんとか、1300万円も無くても借りれるよう事業計画書に工夫出来ないか、ふたりで額をつき合わせて考えてみました。

自作の事業計画書はかなり粗く、日本政策金融公庫の創業計画書フォームに、事例通り入れており説得力が無いものでした。
資金使途も細かく一つずつみていくと「どうしてこの部分にここまでのお金をかけないとダメなんですか?」と質問していくと、必須では無い箇所が次々と出てきたのです。

どうもこの畑野さん「ダイニングバーはこうあれねばならない」という考え方が強烈過ぎた感じです。

時間をだいぶかけた結果、当初考えていた1300万円から1000万円にまで開業資金としての見込み額を落とすことができました。
そして、こんな検討を時間かけてやっている間に、勤務先からの給与20万円が振り込まれたので、自己資金が合せて100万円に。
よって開業資金として900万円を調達したらいい、ということになります。

しかしやはり、それくらいの額となると、100万円の自己資金だけではキビシイ。借入先は日本政策金融公庫(こっきん)だけではこの額は難しいかな~ という感じです。

そんなことで、県の制度融資、つまり信用保証協会の保証付きの行政の融資制度にも、同時並行で申請してしてもらうことにしました。

結局・・・・・

開業資金として、日本政策金融公庫(こっきん)から700万円 県の制度融資からは500万円を借りることができました。
合せて1200万円なので、これだけで開業資金調達の目標額は十分達成、ということになりました。

しかし、やっぱりもう少し余裕を持って開業にのぞみたい、ということで、なかりハードルが高いのですが、今度は銀行独自の創業融資制度にもチャレンジしてもらい、されに500万円の開業資金を受けることが出来ました。
もちろん、事業計画書は日本政策金融公庫で提出したそのままでなく、その銀行のツボにはまるようにかなりしっかり書き込みなおしたことは言うまでもありません。

ポイント

成功事例② 飲食店(イタリア料理店)開業資金で自己資金ゼロで1000万円融資の事例

東京都豊島区で飲食店(イタリアン)を開業したく、融資を受けるべく私の事務所に来ていただいたのが26歳の木下さん。

木下さん 「豊島区の○○駅の近くにイタリア料理店をどうしても開業したいんです」
私 「ほっ~ そうですか。では、今までのキャリアは?」
木下さん 「高校出てすぐ居酒屋に勤務してたんですが、数年で嫌になって、運よくイタリアンの料理人見習いで入ることが出来たのがキャリアの最初です。」

よくよく聞いてみると、イタリアン料理店勤務としては3年しかキャリアが無いということがわかりました。
金融機関から見たら少ない感じはするが、まあそれはそれでギリギリOKか。

私 「持っておられる自己資金は?」
木下さん 「貯金は7万円です」
私 「えっ??そうなんですか~(-_-;) でも木下さん、失礼ながら、それは貯金とは言わないです。残念ながら、どこの金融機関に行っても自己資金ゼロとみなされます」

自己資金がなぜそうなってしまったのか、いろいろ聞くと家族の病気や、人にダマされたりなどがあって、なかなか貯金が出来ない状況だったらしい。
念のため、親か祖父母からの資金支援が可能かどうかなど聞いたがとても無理とのこと。

私 「なるほど。しかたないですねぇ~ 飲食店を開業するにあたっていくらの開業資金が必要なんですか?」
木下さん 「1500万円必要なんです」
私 「えつ?1500万円?」

飲食店の開業資金として日本政策金融公庫や信用保証協会や銀行から、トータルで1500万円の開業資金の融資を受けるための方法を教えてほしい、というのが具体的な相談内容であることがわかりました。

う~ん、しかし・・・
自己資金がゼロ(本人いわくは8万円)で、1500万円をどこかから借りて飲食店を開業しようとはあまりにも世間知らず、と心の中で思いましたが、まあ、そういうことを何も知らないならこそ私のところに来ているのだということでその本音はグッとこらえました。

私 「開業資金の融資をうけて、いったいどんな感じの飲食店をやりたいと思っているのですか?」
木下さん 「ええ、それがですね・・・」

待ってましたとばかりに、店舗コンセプトや狙っている客層や出したいメニューを一生懸命説明する木下さん。
どんどんテンションが上がってきて、その思い入れが非常に強いものであることは伝わってきました。

私 「具体的な場所は?」
木下さん 「豊島区の○○○駅から徒歩5分の・・・・」
今度はなぜその場所なのか、理由を聞いたのですが、それはかなりうなずける内容でした。
なるほどなるほど、とひとまずは納得。
しかし、なぜこれだけの開業資金が必要なのか、については何回聞いてもよくわからなかったのです。

「私が思う最低限のイタリア料理を出そうとしたら最低これだけのグレードのものを揃えないと」の一点張り。
さらに・・・
なぜそこへ出せばお客さんがたくさん集客出来るのか、あるいはどれだけ自信がある集客方法を既に持っているのか、ということも非常に大事なところなので聞いていきましたが、これまた、十分納得いくような説明は1時間くらいかけても得られませんでした。

実際商売として成立するかどうかというのがかなり甘いものであることがわかったのです。

結局、それから何回ものやりとりはあったものの、開業資金の融資を800万円でおさめるように検討していくことに。
これだけでもかなりの時間とエネルギーを要しました。

そしてそれがやっと終わったら、そこからがまたたいへんです。
なんせ自己資金がほぼゼロなんですから。
私が普段から懇意にしている金融機関をまずはいくつか当たって軽く打診、なんとか2行それぞれに500万円の融資希望額を出すことに。

結局・・・・・
私がほとんど融資書類を代行して書いた結果、金融機関2つから、希望額満額、つまり合わせて1000万円の開業資金を借りることができました。

もちろん、事業計画書作成にあたって

ということを、事業計画書の中に、かなりの長文で、書き込んだことは言うまでもありません。

ポイント

成功事例③ ~居酒屋の開業資金として70万円の自己資金で800万円借りた事例~

46歳で飲食店を新規開業される柏原さんが来られました。

開業資金の融資を、日本政策金融公庫(こっきん)でなんとしても受けたい、という希望でした。
(うちに来られるほとんどの方はそうなんですが)
2ヵ月前に一度、日本政策金融公庫の開業資金を申請して審査で落ちてしまったとのこと。

まずは通帳で自己資金を見せていただきました。
この第一段階で「自己資金はゼロ」と見られて落ちてしまう人が非常に多いので私は最初にこれをみます。
う~ん、自己資金が70万円と言ったって、最近でそうなってるだけで、かなり増減が激しい。
う~ん、これはなぜこうなったのか、ということをきっちり説明する書類が必要だ、というのがまず思ったことでした。

また、前回に出した事業計画書を見せていただいた。

う~ん、飲食店としては、売上・利益ともに計画が甘すぎる、という印象をまず持ちました。
で、さらにまずいことに、その売上をどうやって上げていくのか、という根拠が あまりにも希薄でした。
「根拠と言われても、これから飲食店を開業するんだから、やってみないことにはわかりません」

うん、たしかに、それはそうでしょう。
でも、そんなこと正直に言ったら絶対に貸してくれません。
なんせ自信なさそうな人に貸さないのは当たり前ですから。

さらにいろいろお話を聞いてみると、居酒屋の勤務時代に 販売促進策をいろいろ試しておられたことがわかりました。
いろいろトライ&エラーをされててノウハウとしてかなりためて おられたことがわかりました。
「居酒屋でのチラシはこんな感じでやってこれだけ集客出来ました。 クーポンはこんな感じで売上が上がりました。」 ということを語り出したら、もう止まりませんでした。
「すごい!」と思うやいなや、「それですよ!そこをアピールしないと」 と叫んでしまいました。
結局、飲食店勤務のサラリーマン時代に作った実績のあるパンフ、DMなども面接の際にアピールしてもらうことになりました。

販売促進=売上アップ
をさせることに自信があるということほど、強力な武器はありません。
なんせ、日本政策金融公庫も信用保証協会も「この人に貸したらきっちり返済してくれそうか」
ということをまず第一に気にしているのですから。

結局・・・・
自己資金が明らかに70万円ある説明(実際は苦しいのですが)をきっちり書面で作った上で 事業計画書もきっちり作り込み、
希望額よりは若干減ってしまいましたが、開業資金として、
日本政策金融公庫で500万円、大阪信用保証協会で300万円 を借りることが出来ました。

ポイント

成功事例④ ~気合い勝ちしたラーメン屋さん~

ある日、「飲食店(ラーメン屋さん)を始めたい」というAさんがご相談に来られました。
そしてなぜか同じ時期にもう一人、Bさんという方も、飲食店(ラーメン屋)開店のための開業資金の融資相談に来られました。

お二人とも、ほぼ同じような条件。
【自己資金】 100万円
【必要資金】 600万円
【融資希望額】500万円

ところがAさんは見事、開業資金の融資を受けて開店にこぎ着けた。
Bさんは残念ながら、開業資金の融資を受けられませんでした。
お二人の違いは、「気合い」。

Aさんは、熱かった。
麺、スープ、メニュー構成、店舗イメージ、ターゲット層etc…。
事業計画書のためのインタビュー時、私はもう何度、あちこちへ無限に広がるAさんのお話を軌道修正したか、というくらいアイデア頻発。夢、語りまくり。

片やBさん、飲食店(ラーメン店)開業にかける気持ちが、Aさんと比べるとかなり消極的だった、という印象です。

でも、前述しましたように、条件はお二人ともほぼ同じ。
私の書いた事業計画書にも、あまり大きな差はありませんでした。
ということは、開業資金の融資が受けられるかそうでないかの分かれ目が、今回は「気合い」だった、ということになりそうです。

ではその「気合い」が、どこで功を奏するか。
それは、日本政策金融公庫の融資担当者との開業資金融資の面接時です。

Aさん・Bさんとも、こっきん(日本政策金融公庫)に融資申請しています。
その手順を簡単にお話ししますと、
1.必要書類を持って申請する
2.後日、日本政策金融公庫へ面接を受けにいく
という2段階に分かれます。
申請する日は、まあ、申請だけです。
日本政策金融公庫への提出書類に不備がないか、といったチェックだけで10分、 長くても20もあれば済んでしまいます。
ところがAさん、1時間半くらいかかった。
後で話をきけば、また熱く語ってしまったとのこと(笑)。

ところでAさんには、ラーメン屋さんを、開業資金の融資を受けて、どうしても「できるだけ早く」立ち上げなければならない理由がありました。
というのも、店舗物件について、ふつう申請時点では手付金を払っている程度で十分なのに、Aさんはもう賃貸契約書にサインしていた。
こうなると早く開業しなくては、無駄に賃料を払い続けることになってしまいます。

「でも契約なんかしちゃって、開業資金の融資が受けられなかったら…」と心配したら、「何が何でも開業します、遠い親戚に借りてでも」とのこと。
いやはや、ご立派です。
先に物件を契約してしまうと、自分で自分を追い詰めていることになるのですが、私は決してお勧めはしないのですが、でもそれだけAさんの意志が固い、ということの表れではあります。

という事情もあって、Aさんは申請時から語って語って語りまくり、日本政策金融公庫の開業資金の融資担当者を口説いて、通常、申請から1ヶ月以上は待つ面接日を、2週間先に設定してもらうことに成功しました。

対するBさんは、「そろそろ独立でもしようかな、それなら以前働いたことのあるラーメン屋でも」といった程度の動機。
お店のアピールポイントやこだわりなどをお聞きしても、まったく具体的な話が出てこない。
そんな状況で事業計画書を書くのは、ちょっとキビシかったです(泣)。
とはいいながら、もちろん立派なものを仕上げたつもりです。
Aさんの場合と同じくらいに。

ただ、申請時のちょっとした質問、さらに日本政策金融公庫での面接時のシャープな質問に対して、嫌気がさしてきたのでしょう。最終的には「そんなんじゃもう開店しなくてもいい」と言い出して、この話はご破算になりました。

●結論 【気合いがあればどうにかなる、こともある】

開業資金の融資のキモとなるのは、事業計画書と申請後にある面接。
この2つのうち私がお手伝いできるのは事業計画書だけで、面接は当然ながら、ご本人に受けていただかねばなりません。
そこでどれだけ、事業に対する熱意を担当者に伝えられるか。
簡単なロールプレイングを事前に行っています。
「こう訊かれたら、こう答えましょう」といったようなことです。
が、最終的にはご本人の熱意。
Aさんはよく口癖のように、「石にかじりついてでも」「何がなんでも」開業する、とおっしゃっていました。

物件を契約した上で申請に臨み、面接日を早めに設定してもらい、その面接日にも当然ながら、自分の熱意をとうとうと語る…。
それがAさんの「気合い開業」につながったのでした。

絶対、とはもちろん言えませんが、「気合い」はしばしば有効。
たとえ条件が多少厳しくても、なんとかなる場合もあるのです。




社 名

せんしん経営コンサルティング(開業融資のサポートセンター)

代 表(室長)

桑山 吉嗣 (くわやま よしつぐ)

電話によるお問合せ


06-6366-6021


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